看護師の仕事は正確さを保ちながらスピードも求められるとてもハードな職業です。そんなハードな仕事にはコミュニケーションはとても重要で、それは職場の人間関係にも影響を与えることもあります。
特に先輩も後輩もいる中間の立場にいる状況は、どちら側からも意見を聞く立場でありながらも双方のバランスをとることが出来ずに、板挟みになり悩みがちです。確かに先輩の意見を聞きながら人を動かのはどの職場でも大変なことでしょう。
仕事の指示をしてもなかなか動かない後輩にはどう対処したらよいのでしょうか。まず後輩の優れていることを見つけて、その人に合う仕事を振りわけてみることをおすすめします。そのためには相手をよく知ることが必要ですが、日常業務での動きや患者からの評判など多角的に見て判断することが求められます。
また仕事を任せたからといってそれで終わりではなく、ちょっとした声かけなどをして、相手が困ったり悩んでいないかをコミュニケーションを通して伝えやすくするという環境作りも大切です。このような心配りは後輩の仕事の心配や不安を抱え込ませることを防ぎ、尚且つ相談しやすい状況は失敗を防ぐことにつながります。
任せた仕事の結果はきちんと評価し、その仕事の重要性等の理解を深め、次へ繋がるようにしていくことが理想的でしょう。
指導をする側もなかなか上手くいかないこともあるかもしれませんが、今までの経験や相手の立場に立って物事を考えられるように注視することが大切です。